読書記録2024

最近、一度読んだ本でも忘れていることが出てきて年を感じます。ひどいときは、新しく読む本だと思って、面白く読み進めていくうちに、何だか知っている気がしはじめて、読み終わる頃に、そういえば昔読んだことがあったと思い出すこともありました。「常に新鮮な喜びが味わえてうらやましいこと」などと言われる状態です。そこで、新しく読んだ本を忘備録としてここに書いておくことにしました(平成14年3月開始)。「新しく読んだ」というだけで、別に新刊の本とは限りません。


「カビの取扱説明書」 浜田信夫著、角川ソフィア文庫 令和6年4月読了
 書評を生物学関係の書籍の書評の所に載せておきました。

「植物が彩る切り絵・しかけ図鑑」 エレーヌ・ドゥルヴェール絵、ジュリエット・アインホーン文、檜垣裕美訳、矢守航監修、化学同人 令和6年4月読了
 書評を生物学関係の書籍の書評の所に載せておきました。

「光の物理」 エレーヌ・ドゥルヴェール絵、ジュリエット・アインホーン文、檜垣裕美訳、矢守航監修、化学同人 令和6年4月読了
 光の透過、反射、散乱を原子の二次光から説明していく本です。微粒子による散乱が青色光で強い理由などがきちんと説明されていくのが面白いですね。「読了」と書きましたが、文章をすべて読んだという意味で、ロジックをすべて追いかけることはできませんでした。数式なども丁寧に展開されているので、大学生の頃に読めば自分で数式を追いかけられた気がしますが、この年になると……。